2016年、新アメリカ大統領が与える不動産マーケットへの影響をすばり予測

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こんにちは、アメリカ在住でアメリカの政治や選挙の仕組みにすこぶる詳しい澤(@SawaAzumi)です。

昨日、ホワイトハウスが「もし本日が大統領選挙だった場合、誰に投票するか」という世論調査を行った所、トランプに投票すると答えた有権者は42%、クリントンは37%という結果になりました。

残りの16%の内13%はサンダース、3%はその他の候補者でした。

ヒラリー優先だと言われている米国の大統領選挙ですが、トランプの追い上げにより大きな盛り上がりを見せています。

アメリカ人の中には、もしトランプがアメリカ大統領に就任する事があれば、アメリカ国籍を放棄するとか、極端な人になると自殺するとか発言している人達もいます。

今回の大統領選挙戦の一番の問題は民主党のヒラリー・クリントンを嫌っている人が多い事です。

トランプの支持率が伸びているのは、ヒラリーを支持したくない為に、有権者が消去法でトランプを支持しているからです。 もちろん、トランプの政策を期待して支持している人達も存在していますが、健全な争いとは言えないでしょう。

どちらの候補者が勝利を収めるのか、現在は予測が困難な状態です。 サンダースの票はクリントンに流れるという見方が強いですが、このままいくと、ドナルド・トランプが新米国大統領に成る可能性も十分あります。

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どちらの候補者が新大統領になるにしても、不動産投資家として気になるのは、各候補者が与える米国の不動産マーケットへの影響です。

Zillowが調査を行う

米国の不動産データを取り扱うZillowが、各業界の不動産エキスパート達に、新大統領が選ばれた際に与える不動産マーケットへの影響について世論調査を行いました。

調査対象の不動産エキスパートの数や具体的な職業については明かされておりませんが、少なくとも100人以上を対象にしています。

不動産エキスパートの予測によると、各候補者が不動産に与える影響は以下の通りとなっています。
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現在の段階で、トランプ VS ヒラリーは確実視されていますが、他の候補者へも投票が現在でも可能な為、全部で5人の候補者のデータが表示されています。

調査によると、トランプが大統領になった場合は、不動産マーケットに悪影響を及ぼし、ヒラリーは逆にポジティブな影響を与えると考えている人が多いようです。

新大統領の影響はいかほど?

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Zillowが今回行った調査で、多くの不動産エキスパートは今後、4年間で不動産価格は1.7%しか上昇しないだろうと予測しています。

しかし、同じ調査では2016年は4.0%不動産価格が上昇するだろうと予測している事から、2017から2020年の間に2.7%下落するだろうと予測しているという事です。

あくまでも、このデータは平均値なので、中にはこのまま不動産価格は上昇を続けると予測している人もいれば、大幅に下落すると予測している人もいるでしょう。

過去数年間に行われた、同じような調査では不動産価格は上昇する予測をしている人が大半だったので、今回は何かしらネガティブな事が起こると考えている人が多い事は確かです。

新大統領誕生のインパクトは大した事はない

多くの不動産エキスパートは誰が新大統領になろうとも、アメリカの不動産マーケットには大きな影響を与えないと考えています。

リーマン・ショック後、下落した不動産価格は順調に回復してきていましたが、2ヶ月ほど前からから下落に転じました。 これに関しても、原因は大統領選挙に関する要因は一切なく、単に物件在庫不足、経済的な問題が原因だと指摘しています。

私個人の意見も同じです、仮にトランプ、ヒラリーの何れかが新大統領となったとしても、直接、不動産マーケットに与える影響は大きくはないでしょう。

既に高騰している米国の不動産価格は、大統領選挙とは関係なく、近い将来下落すると考えています。

さて、不動産マーケットに大きな影響を与えないでも、トランプ VS クリントン の大統領選挙はどうなるのか気になりますね。

今年11月の最終決戦が待ち遠しいです。 

皆さんは新大統領が決まれば、米国の不動産マーケットに影響を与えると思いますか?

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