アメリカ不動産:リーマン・ショックから順調にマーケットが回復、一部の地域では最高価格を更新

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オンライン不動産情報サイトのZillowが2016年1月のアメリカ不動産全体の数値を発表しました。

Zillowが発表したデータによると、昨年の2015月1月の販売戸数より8.6%在庫数が下落しています。 米国の東側、特にカルフォルニアは売り手市場で、西側は買い手市場となっています。

米国全体の不動産価格の平均値は1年前と比べて4.2%上昇した$184,000を記録。 全体的な家賃の価格は2.9%上昇して$1,381となっています。

価格が高騰している地域もあれば、まだ安い水準で物件が買える地域もあるもの、共通して言える事は、米国全体で販売戸数は在庫不足の状態です。

昨年の2015年の1年間で、米国の主要35都市では4つの都市以外の31都市で販売戸数が下落しました。 16の都市に限っては10%以上数値が下落しました。

Houston, Washington, D.C., Atlanta と Pittsburghは在庫数が上昇した数少ない4つの都市ですが、いずれもリーマン・ショック後に底値を記録した2011年と2012年の在庫数より下回っています。

リーマン・ショック後の物件在庫数はどうなってる?

こちらのチャートはアメリカ全体の物件在庫数のチャートです。 2011年をピークに在庫不足の状態が続いています。

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現在米国で不動産の売買をする場合、各地域の状態を知る事が大切です。 

Zillowではどの地域が売り手市場なのか、買い手市場なのかトップ10のデータを出しています。 主に東側が売り手市場、西側が買い手市場となっています。
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東側でもカルフォルニア州が目立ちます。 今現在、カルフォルニアで物件を購入しても安く買えないという事です。

逆にフィラデルフィアやシカゴなどでは交渉の余地が東側と比べてあるという事ですね。
フロリダ州はまだ物件購入のチャンスがありそうですね。

リーマン・ショック後の物件価格はどうなっている?

2016年1月の平均物件価格は$184,000、2015年12月と比べると0.2%の上昇で1年前と比べると4.2%上昇しています。

アメリカの住宅価格は年々上昇していて、リーマン・ショック後は43ヶ月連続で上昇しています。 2015年3月に2.8%、初めて下がる事になりましたが、その後の10ヶ月はまた価格が上昇しています。
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チャートのようにZillowは2017年には$188,272ドルまで上昇すると予測しています。

昨年は米国都市によっては10%以上の上昇した地域もありました。 上昇した地域はDenver (15.4%), Dallas (14.2%), San Jose (12.9%), Portland (12.8%), San Francisco (12%) and Miami (10.5%)

リーマン・ショック後から、回復していない地域もありますが、このような高騰している地域がアメリカ全体の平均価格値を押し上げているとも考えられます。

アメリカ全体の物件価格とリーマン・ショック前のピーク時、2007年5月の$196,100と比べるとまだ6.2%下の水準です。 しかし11の都市に限ってはピーク時よりも価格が上回っていて、過去最高価格を記録しています。

リーマン・ショック前のピーク時の価格を更新した地域:Pittsburgh, Charlotte, Columbus (Ohio), San Antonio, Houston, Austin, San Francisco, Portland (Oregon), San Jose, Dallas-Fort Worth and Denver.

私が購入していた地域のCharlotteも含まれていますね。 Charlotteには1億円ほど投資したので、もし今売却して円に戻した場合、物件価格の上昇、為替利益、家賃収入など考慮すると7000万~8000万くらいの利益が出そうですね。

( ゚∀゚)ムハハ八八ノヽノヽノ \ / \

売らないので妄想ですけど。。。

2016年アメリカの不動産はどうなる?

2016年の米国不動産はどうなるのでしょうか? 

実は、このような不動産データを元に今後の不動産価格を予測するのは意味がありません。 確かに在庫不足等は物件価格を押し上げる要因になりますが、不動産価格が高かろうが安かろうが、在庫があろうが不足してようが、基本的には経済状況が全てです。

物件が10万ドルでも50万ドルでも結局、買い手が買えなければ物件価格は下がりますし、買えれば不動産価格は上昇していきます。

2016年のアメリカの経済の見通しですが、正直分かりません。 経済学者はいつもの様に「どれだけ極端を言えるか大会」みたいになっていて、好き放題言っていますが。

しかし、今年は米国経済が大きく動くであろう不安材料が沢山あることも事実です。

現時点でリーマン・ショック前のピーク時と殆ど同じ価格まで戻しているという事は、リーマン・ショックがもたらした不動産物件の買いのタイミングは終わったということです。

世界的に不動産価格が上昇しているので、ここ1年、2年くらいは投資を控えて様子を見るのが一番、賢いかもしれません。

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ABOUTこの記事をかいた人

澤 亜澄

日本、香港でIT会社を経営、35歳で本業から一線を退いて現在はハワイでセミリタイア生活を送る。 日本を含む世界5ヶ国で不動産に現金5億円以上を投資、家賃収入で経済的自由、時間的自由を得る。 「自由な人生」をテーマに企業や組織に縛られない新しい生き方を伝えるブログ。