プレジデントネクストの「すぐ話せる英語」 を読んだら内容が酷すぎて絶句した

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こんにちは、日本からハワイに戻ってきました、澤(@SawaAzumi)です。

飛行機の中で、PRESIDENT NEXT(プレジデントネクスト) Vol.17「すぐ話せる英語」を読みました。

慶応義塾大学教授が英語が苦手な人に対して、「すぐ話せる英語」「なんでも3語でOK」とマンガで面白おかしく英語の学習方法を解説している雑誌です。

私も多くの日本人と同じ、英語を第二外国語として日々勉強中の身なので、どのような方法で英語が苦手な日本人に対してアプローチしているのか興味深々でした。

食事しながら読んでいたのですが、内容が酷くて思わず食べているものを吹き出しました。

( ´;゚;ё;゚)・;’.、・;’.フッ!!

英語というものを根本的に勘違いした大学教授が、日本人の英語を更に難しいものにさせる最低の内容でした。

英語の発音はカタカナ読みで大丈夫?

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雑誌には英語の発音について触れている部分がありますが、発音はカタカナ読みで十分対応できると紹介されています。

紹介されているカタカナ発音は車夫英語と呼ばれるもので、明治時代の人力車の車夫から始まったとされる英語です。

外国人を乗せて町を案内していた人力車夫は英語を習った経験がなかった事から、聞こえた言葉をそのままカタカタ発音で音を発していました。

例えば、American、Tickets、Machine、Cotton、これらの単語をメリケン、テケツ、ミシン、カタンという風にカタカタ発音します。

興味深い部分としては、雑誌では普通の日本人がネイティブの発音で英語を話すのは無理と断言していて、いっそのこと車夫英語で英語を話してしまった方が通じると主張している事です。

車夫英語の例を他にもあげてみると

Can you ski? 巨乳好き?
An hold me tight あほみたい
Wash your hand ワシャヘン
Sit down please 知らんぷり

などが雑誌で紹介されていました。

英語圏で生活した事のある人なら気付いていると思いますが、Can you ski? というのに巨乳好き?と言っても絶対に通じません。 

まぁ、これは一部の例として面白可笑しく紹介しているのでしょうが、こういった全く役に立たない英語学習法を堂々と紹介する教授だけでなく雑誌社にも驚きました。

こういった雑誌が堂々と販売されているのですから、日本の英語教育や英語学習方法がガラパコス化するのも仕方ありません。

大学教授は英語コンプレックスの塊

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大学教授の主張は、車夫発音以外にも外国人と話すのに正統派の英語は必要ない、3語で通じるシンプルなフレーズを覚える、英語にはこれで困らないと紹介しています。

確かに、シンプルに英語を話す事は大切です。 英語ネイティブではないのですから、文法を間違って話しても良いでしょう。 しかし、これでは英語の苦手なこの大学教授が編み出したわけの分からない英語術を教えているだけで、日本人が抱えている根本的な英語コンプレックス、英語学習の問題点を解決できていません。

雑誌の末尾には、外国人と英語を話す時は会話の主導権を握れとか、英語が出来る人間だと相手に思わせる自己演出力が必要だとか、もはや英語とは関係ないメンタルな所まで力説しています。

そのうち、アメリカ人と会話する時は筋肉をつけろとでも言い出しそうです。

なぜ、日本人はしっかりした英語の発音を身に着ける事は不可能だと決めつけてしまうのでしょうか?

確かに大人になった日本人が英語を学んだ場合、完璧なネイティブ発音を習得する事はできないかもしれませんが、少しでもネイティブの音に近づける努力をする事が言語学習で最も大切な事です。

自分の英語コンプレックスを正当化する為に、このような間違った情報を発信しないでほしいですね。

英語を話すのにキャラクターまで変える必要はない

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アメリカ人は自分の意見をガンガン言ってくるので、英語を話す時は自分の意見をガンガン言いましょうとか、英語は大きな声で話そうとか、単語力で相手を圧倒しろとか、なぜそんな不自然な事をしなければいけないのでしょうか?

別に話している内容に対して、特に意見がなければ無理に自分の考えを伝えないでもいいんですよ。

無理にパーティで上手く立ち回ろうとする必要なんてありません。 話す事がなければ端っこで座っていればいいじゃないですか。

それがつまらないと思えばパーティ自体に参加する必要ないんじゃないかな。

私なんて知らない人と話すのはあまり好きではないので、日本でもそういったパーティには一切参加しません。 英語、日本語とか言葉の問題ではありません。

英語を話す時にアメリカ人らしく話さないといけないと勘違いしている人もいますが、英語を話すからって貴方のキャラクターや性格まで変える必要はありません。

アメリカ人の中にも内向的な人もいるし、私と同じように人見知りする人も沢山いますよ。

日本人の英語コンプレックスの負の連鎖はいつ終わる?

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日本人が英語が苦手な理由は間違った英語教育が原因です。

英語の基礎は発音です。 正しい音の認識、発声方法を学習しない限り、英語は上達しません。 そりゃそうでしょう、人間は認識していない音を聞き取る事も発声する事も出来ませんから。

・合わせて読んでね
⇒英語、英会話の基礎って英文法や単語じゃなくて発音だよ

本来だったら小学校や中学校で英語の発声方法を学習するべきです。 なぜ、基礎である英語の音を学校で学習させないのか不思議に思っていましたが、どうやら原因は英語教員養成にあるようです。

現行の英語教職課程では英語の発声学が必須科目ではなく、英語の教職員が英語の発生法、音を理解していません。 教える側が知らないのでは、教えようがありません。

英語の基礎は単語や文法ではなく、発音という事に早く気付いてほしいな。

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ABOUTこの記事をかいた人

澤 亜澄

1977年生まれ 連続起業家・投資家・フォニックス英語講師。 7億円ほど海外不動産に投資。家賃収入で経済的自由、時間的自由を得る。 35才でセミリタイヤ後、家族でハワイに移住(現在5年目) 「自由な人生」をテーマに企業や組織に縛られない新しい生き方を伝えるブログ。