日本で子供をバイリガルに育てる方法、英会話教室は時間とお金の無駄

2015-05-21-1432234752-9588891-Bilingual_kid

こんにちは、ハワイ在住の澤(@SawaAzumi)です。

現在、夏休みを利用して日本に一時帰国しています。

近所に新しい大型ショッピングモールが出来たので、遊びに行ってみると、新しい英会話教室がオープンしていました。 しかも3社! どの教室も特に子供の英語の教育に力を入れているようです。

これだけ英会話教室が乱立しているという事は、ビジネス側が儲かるという事もありますが、自分の子供に英語を習わせたいと思っている教育熱心な親が多いのでしょう。

社内での英語公用語化を義務付けている会社(楽天とか)も出て来たり、入社時にTOEICのスコアを重視する企業も増えてきているので、子供に英語の英才教育を受けさせたいと考える親の気持ちはよく分かります。

でもね、もうそろそろ気付いた方がいいですよ。 子供に近所の英会話教室に通わせても英語が話せるようにならない事を。

周りにいますか? 小さな頃から英会話教室に通って英語が話せるようになった子供。 そんな子供見た事ありません。

英語を話せるようになった子供(結果)がいないなら、貴方の子供だって、例外ではありません。 いくら通ったって英語は話せるようになりません。

では、両親とも日本人で日本で子供をバイリガルにする方法ってあるのでしょうか?

バイリンガルの定義は?

16368552780_5bf904357c_b
バイリンガルの定義って実は曖昧で、しっかりとした基準はありません。 辞書を引くとバイリンガルとは「二言語を自由に使いこなすこと」となっています。

自由に使いこなすというレベルが、その地域で生まれ育って教育を受けたネイティブと同類とするかは人によると思いますが、本稿では、ある程度自由に会話が出来て、仕事ができるレベルという事を前提にします。

英語を話せるようになるには2000時間必要?

一般的に英語や多言語を話せるようになるには2000時間の勉強が必要だとされています。

週に2回、1時間の英語レッスンを受けていたら2000時間を達成するのに20年くらい必要になります。 もちろん、自ら進んで英語の勉強を毎日行えば、短縮されますが、子供が自ら机に向かって英語を勉強しますか?

国際化が進んでいるといっても、日本に住んでいれば英語なんて話す機会は一切ありません。 そんな役に立たない言葉を子供が一生懸命勉強するわけありません。

現地の子供だって英語を話し出すのに2年、3年かかります。 親が絶えず話しかけたりしても、これだけの時間が必要なんです。

英会話教室側はあたかも英語の早期教育が大切で、小さいうちに英語を習わせましょう!と力をいれて宣伝していますが、彼らは大切な事は言いません。

早期教育に大切なのは適切な時間をかける事です。

それは、週に数回、習わせる事ではありません。 英語教育に適切な時間をかけるのは英会話教室では無理です。 水泳の週1回のレッスンで3ヶ月後にクロールが出来るようになったというレベルとは違うんです。

という事は英会話教室に通ったって一生、英語は話せるようになりませんから、お金と時間の無駄です。

インターナショナルに通わせる?

Nexus_International_School_Singapore_Campus
両親とも日本人でも日本のインターナショナルスクールに通わせた場合、間違いなくバイリンガルに育ちます。 

私の友人で子供を日本のインターナショナルスクールに通わせている人がいますが、その子はアメリカ現地の子供と比べても、遜色なく英語を話していました。

でもね、皆がみんな、自分の子供をインターナショナルスクールに通わせる事はできませんよね。 授業料が高額だしインターナショナルスクールは一部の地域にしかありません。

私が住んでいる千葉県にインターナショナルスクールなんてありません。

都心に住んでいて、経済的に余裕があって、自分の子供をバイリガルに育てたい人はインターナショナルスクールに通わせたら良いでしょう。 

でもそんな条件が揃っていないから、近所の英会話教室に通わせるんですよね。

子供をバイリガルにしたいなら徹底して英語の母音を聞かせよう

4279510562_f0d6acbd86_b
私は帰国子女です、英語は現地のアメリカ人と同じように話せませんが、ある程度自由に話せます。 英語で困る事は一切ありません。

私が他の帰国子女と違うのは小学校高学年からアメリカに引っ越したので、英語を話せるようになるまで苦労している事です。 苦労しているので、どのような過程で英語を勉強すれば良いのか、気付いたら英語が話せていた帰国子女よりも上達の過程を理解しています。

そんな私がもし日本に住んでいて自分の子供をバイリガルに育てる場合、どうしたら良いのか考えた場合これしかありません。

「徹底して英語の母音を覚えさせる」

は? 母音? と思われるかもしれませんが、これが一番重要です。

英語の発音の学習。母音と子音は、いくつあるか知ってる?

英語の母音、子音は地域によって多少異なりますが、母音は18個、子音は24個あります。

子供に英語の早期教育をするなら、この英語の母音と子音の音を徹底的に覚えさせる事に集中しましょう。

母音や子音の音の区別は、小さな子供の間でしか習得できないと言われています。

英語の書籍等では、英語の音は5才まで、7才までと色々言われていますが、人によっては20~30才くらいから勉強を始めても音を聞き分けられるようになります。

40才くらいからだと、多分無理です。 というかそれくらいから英語を勉強して、ちゃんとした発音で話している人を見た事がありません。

なぜ母音の音が重要なの?

人間は自分が聞き分けられる音しか、発声する事ができません。 だって、その音自体を認識できないないという事は、音の存在自体理解していないという事ですから。

存在自体気付いていない音は発音しようがありません。

例えば、日本語の「あ」の母音の場合、英語だと似たような音で分類した場合「æ、ʌ、a、a:r、ə:r」の音があります。

これは、Hat、Hut、Hot、Heart、Hurtの間に入っている母音です。

カタカナ英語にした場合、 ハット、ハット、ホット、ハート、ハートとなります。 ホットだって英語っぽくカタカナにした場合ハットですよね。

英語を母国語にしている人達からすると、全部違う音なのに、日本語にすると、殆ど同じです。 最初の2個と最後の2個に至っては全く同じ音になります。

上記の母音だった場合、大人になってから、英語の勉強をした日本人はHat、Hut、HotとHeart、Hurtの母音を聞き分けられない人が多いです。

例えば、Collar(衣類の襟)とColor(色)それぞれ、Hot(a)とHut(ʌ)の母音が入っています。 それをどちらか1つ(大抵の人はʌ音に気付いていない)の母音を使えば、通じないのは当り前です。

もちろん、大人になってから英語を勉強すれば、なかなか母音を聞き分けられるようにならないので、それは問題ではありません。

大切なのは英語の早期教育をするなら、この母音だけに集中しようという話です。

小さい頃は母音と子音だけに集中する

日本に住んでいて、両親とも日本人、インターナショナルスクールにいれないで子供をバイリンガルにしたい場合、小さな頃から徹底して英語の母音の音を聞かせてあげましょう。

小さな頃に英語の母音、子音に集中する事によって、音を聞き分けられるようになります。 音を脳が理解する事が出来れば、自然とその音を発声できるようになります。

音の聞き分けよりも、発声には少し練習が必要かもしれませんが、音を認識している限り、必ず発音できるようになるでしょう。

英会話教室に通う時間があるなら、フォニックスのような発音に特化した本、音声を購入して子供に聞かせてください。

エンジョイ!フォニックス1 上巻: 英語が聞ける・読める・できる!
吉田 晴世 田縁 眞弓 泉 惠美子 加賀田 哲也
受験研究社
売り上げランキング: 223,856
エンジョイ!フォニックス2 下巻: 英語が聞ける・読める・できる!
吉田 晴世 田縁 眞弓 泉 惠美子 加賀田 哲也
受験研究社
売り上げランキング: 204,761

英語の音が理解できたら、後は勉強するだけ

maxresdefault
子供が英語の音を理解できたら、後はコツコツ時間をかけて英語の勉強をするだけです。

これは親の意思では難しいかもしれませんが、子供が大きくなって自発的に英語を習得したいと思わないとダメでしょう。

でも、結局、英会話教室に通わせてても、途中で嫌になって止めるパターンが殆どですから、英会話教室で無駄な時間を過ごさせるか、子供の脳に英語の母音の音を教え込ませるかの違いです。

子供が英語の母音の違いだけを理解する事ができるようになっていたら、大人になってから、英語を覚えようとしたときに、それは大きなアドバンテージになります。

しかし、フォニックスを聞かせるにしても、そんな簡単に子供も音を認識しませんから、コツコツ親も一緒になって長い期間、勉強させてあげる覚悟が必要です。

以下の4つの記事も必読の記事です!

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

シェアありがとうございます