日本一時帰国の場合でも国民健康保険に加入できる? 住民票はどうするの?

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こんにちは、ハワイ在住の澤(@SawaAzumi)です。 今月は夏休みを利用して日本に一時帰国中です。

海外在住者の多くは日本に一時帰国する場合、「国民健康保険に加入できるのか」と疑問に思っています。

というのは、日本から海外に引っ越す時に市役所に「海外転出」の手続きをしているので住民票がありません。 住民票がないという事は、国民健康保険には加入してないという事です。

しかし、私も含めて海外から夏休みを利用して日本に一時帰国してくる大半の人達は1~2ヶ月と長い期間、日本に滞在する事になるので、その間、病院にいく事もあり、日本滞在中は国民健康保険の加入を望む人が多くいます。

医療代金は実費で払うと高額になりますからね、、、

私も、今年は人間ドックを受診しましたが、国民健康保険に未加入の状態だったので実費で支払いました。

では、海外在住者が日本に一時帰国した際、国民健康保険の加入する事は可能なのでしょうか?

近所の市役所に直接確認してみた

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海外在住者の国民健康保険の加入についてはネットで調べると色々と議論があります。 

数日の滞在でも住民票を日本に戻して、国民健康保険に加入できるという意見もあれば、そもそも日本に在住している人達への制度だから、一時帰国中には使うべきではない、という意見もあります。

ネットの情報では確かな回答が見つからなかったので、近所の市役所に直接確認して確認してみました。

生活拠点がある状態があれば、住民票を戻してください。

市役所からの回答はこれだけでした。 生活拠点ってなんですか? と再度聞き返した所、住む場所があって生活できる環境にいる事です。 という事でした。

何とも曖昧な返事で、すこし困惑しましたが、後で調べた結果、どうやら「生活拠点」は民法上で定義されているわけではなく、向こう側もはっきりと答えられないようです。

実際問題、3日間の滞在であっても、生活拠点が日本にあると主張された場合、市役所としては住民票を入れる事は断れません。

市役所の人の話では、海外在住の一時帰国者で、短い間の滞在でも帰国時に住民票を入れて、海外に戻る時は再度、海外転出を出す人達は大勢いるという事でした。

しかし、これは市町村によって対応が異なります。 ネットで調べる限り、海外在住者の一時帰国者の一時転入届は門前払いされる地域もあるようです。

ただ、少なくても私が住んでいる地域では海外在住の一時帰国者であっても、一時的に住民票を入れて国民健康保険に加入する事は認められている(黙認されている?)ので、自分が帰国する地域の市役所で確認してください。

噂によるとお金のない自治体では拒否されるケースが多いようです。

一時的に住民票を戻る事によるメリット・デメリット

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住民票を戻す事により、直ぐ一時的に使える国民健康保険証が発行されます。 その後、登録した住所に通常の国民健康保険証が届けられます。

また、市町村によっては、子どもの医療費が無料になったり、40才以上の健康診断の免除があったり、医療費、歯科治療に対して恩恵が受けられます。

中学生以下の子供がいる家庭は児童手当がもらえるようになります。 2016年現在は、3歳未満と3人目以降のこどもが15000円、3歳以上から小学生と中学生が10000円支給されます。

ではデメリットは?

住民票を戻るデメリットとしては住民税の支払い義務が発生します。

しかし、住民税は日割りで計算されるものではなく、1月1日に滞在していた地域で支払義務が発生する仕組みになっています。 年末年始を挟んで帰国する場合以外は殆ど関係ありません。

住民税の支払額は前年度の所得によって支払額が決まります。 収入がない場合は住民税は発生しません。

また、年金の支払い義務が発生します。 年金保険料の支払いは月単位です。 

転入日が加入日となり、その月から支払い義務が発生します。 年金保険の未払いについては強制徴収の対象になるので、注意が必要です。

ただし、日本国内で収入がない場合は免除される可能性があります。

子供の学校入学が義務になる

学童期の子供がいる場合は、学校への入学が義務になります。 単に国民健康保険目的で住民票を入れて学校の入学義務を無視していると、市役所から連絡が入り注意される事があります。

一時帰国時の保険料ってどうなってるの?

海外移住者でも一時帰国時に国民健康保険に加入できる事は分かりましたが、気になるのは保険料です。

国民健康保険料の支払い義務や値段はどのようになっているのでしょうか。

例えば6月1日に住民票を戻した場合の、保険料の例
6月30日に転出:0円
6月31日に転出:6月分のみ請求
7月15日に転出:6月分のみ請求
7月31日に転出:6月、7月分の請求

保険料の計算は月単位です。 加入した月から支払義務が発生します。
*月をまたがない同月内の転入・転出は保険料が発生しません。

海外従者で月をまたがないで転入・転出をすれば、無料で国民健康保険に加入できるという事ですね(;・`д・́)…ゴクリ

国民健康保険の保険料は世帯人数と居住地や、均等割合や高齢化率によって市区町村によって異なります。

しかし、基本は1~3月分の保険料は2年前の年収入を、4~12月分は前年の年収をもとに計算されます。 もし日本国内で収入がない場合は、最低金額(月1万円前後)が適応されます。

海外からの転入手続きで注意したいこと

自分が住民票を入れる転入手続きをする市町村に過去5年以内に住んでいたことがない場合は、住民票除票がありません。

また、その市町村が貴方の本籍地ではない場合は戸籍と戸籍の附票を添付しないと海外からの転入手続きもする事が出来ません。

もし、5年以上の期間、住民票を抜いた状態で一時帰国する場合は、本籍地で転入手続きをすれば添付書類等必要なく簡単に手続きが完了します。

もし、海外に長期間在住する予定のある人で、本籍と日本に戻ってくる場所が違う人は本籍を事前に動かしておくのがよいでしょう。

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