お金儲け・投資は「悪」貯蓄は「美徳」日本人独特のお金に対する感覚が理解できない

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日本人ってお金に対して極端に敏感というか、中にはお金儲けする事を悪い事だと考えている人もいます。

私の身近にも、お金というのは汗をかいて稼ぐもので、楽して稼ぐものじゃないと思っている人達がいます。

不動産から家賃収入を得ている私に対して「楽して不動産で金を稼いで、食べる飯は旨いのか? ええ? そんな人生でいいのか、お前? 」このような説教をしてくる人もいます。

私としては、別に不動産投資で楽をしている訳でもないし、不動産投資には知識も経験も必要です。 それなりに苦労していると思うのですが、それ以前の問題で、そもそも投資で稼ぐお金を悪だと思っているようです。

しかし、そんな貴重な意見を頂いても、他人の意見や考え方よりも、自分の考え方を大事にする自己中心的な私は、殆ど話は聞いていません^^;

今回は、このように日本人のお金に対する考え方で、面白いデータを見つけたのでご紹介したいと思います。

日本人の貯蓄比率は世界一!

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日本人は本当にお金を使いません。 お金を使わないで何をしているかと言うと貯蓄です。

日本人の資産構成は「現金・預貯金」が約50%を占めています。 債券や投資信託、株式等の金融商品は20%程度にしか過ぎません。

米国は、債券や投資信託、株式等が約52%。 現金・預貯金は12.9%と日本と全く逆の資産構成となっています。

現在、日本には880兆円ものタンス預金があります。 銀行や郵便局に預けっぱなしで、投資に使われず、眠った状態のお金です。

なぜそんなに貯蓄ばかりしているのでしょうか?

日本人が投資をしないで貯蓄する理由

日本人は無理に富を求めようとはせず、行いが清らかで貧しい生活に安んじる事を美徳と考えていた時代がありました。

その為、お金を積極的に稼ぐ姿勢を清く思っていない考え方が、少なからず日本人にはあります。

もう一つ大きな要因があります。 日本人は90年代に経験したバブル崩壊から過度な投資は危険だと学んでいます。

しかも、バブル崩壊後の20年間はデフレが続き、結果的に貯蓄していた人間が一番資産を減らしませんでした。

私は小さな頃、両親から「投資は絶対にするな」「借金は絶対にするな」と教えられました。 理由を聞いても「とにかく危ないからやるな」と今から考えると一方的で理不尽な教育を受けた事を覚えています。

恐らく私と同世代で同じ経験をした人達は多いのでないでしょうか。

親の世代が経験したバブルの恐怖体験を子供に伝える、子供は無条件で投資に対して嫌悪感を抱く。 このようにして、金融に対して適切な知識を付ける事が出来ず、現在の日本人の金融リテラシーは他の国と比べて極端に低くなったと考えられます。

日本人は寄付にもお金を使わない?

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日本人は投資もしませんが寄付もしません。 

投資同様、日米で個人の年間寄付額を比べるとアメリカは成人1人あたり約130,000円に対して、日本は2500円です。

なんと日米で52倍の差があります。

でも、アメリカはビル・ゲイツ(マイクロソフト)とかマークザッカーバーグ(フェイスブック)とかの富裕層の寄付額が全体の底上げをしているんじゃいの? と思うかもしれません。

しかし、アメリカの場合は年収25000ドル以下(約280万円)の人も年収の4.2パーセントを寄付しています。 年収280万だった場合、4.2%とは約11万円です。

日本人の感覚からすれば年収280万で年に11万円も寄付するなんて信じられませんよね?

アメリカは寄付文化が根付いているという理由もありますが、日本人はとにかくお金を使いません。

投資も寄付もしなければ、貯蓄ばかりしているんです。

ちなみに、日本人は東日本大震災の時でさえ、1人あたりの寄付額は約6500円でした。

歴史的な危機に同族が直面した時でも優先させるのは貯蓄なんです。

寄付をしない、投資をしないというのはお金が出て行く恐怖があるからです。 このように日本人が寄付をしない事を理由に日本人はケチだと言う人達がいますが、私はそうは思いません。

単純にお金が自分の手元から離れる恐怖が大きいだけだと思います、それはお金の本質を理解していないのが原因です。 お金とは適切に使えば最終的に自分に戻ってきます。 他人に優しくすれば、自分も他人から優しくされる。 お金も同じような仕組みです。

今後、日本人に必要なのはお金に対する知識を増やし、金融リテラシーを向上させる事が必要です。

日本の将来は大丈夫が不安だ。

日本人の総人口の減少が始まり出生数も過去最少を記録しています。

昨年末は日本の1人当たりGDP、過去45年間で最低の20位にまで転落しました。

将来、日本は経済大国から脱落し「極東の一小国」に逆戻りする可能性があると報じられていますが、あながち嘘ではないかもしれません。

経済発展に必要なのは人口増加と投資です。 

人口が増えれば消費が増える。投資が増えれば生産性が上がります。 それの繰り返しで経済は発展していきます。

しかし、日本の場合、どちらも今の段階では期待できません。

日本が移民を受け入れるとは思えませんし、出生率を上げる政策を打つことも出来ないでしょう。

人口の問題は難解ですが、金融リテラシーを向上させる為の教育には一日でも早く力をいれてもらいたいものです。

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