デトロイト不動産物件の損切り方法は放置?売却?

BTYGBG Detroit, Michigan, USA. Derelict buildings in Detroit.

複数の日本人業者がデトロイト不動産の物件を売り始めてから、数年が経過しました。

投資物件として購入した一部の投資家の中には上手く物件が稼動している人達もいるようですが、大半は想像を絶するほど悲惨な状況です。

昨年末くらいから、多くの投資家は見切りをつけて損切りをしていっているようです。

売却を試みて、現地のリアルターにコンタクトを取る人もいれば、そのまま記憶から消して、物件を放置している人達もいます。

デトロイト市では3年間、固定資産税を支払わないと、市が物件のオーナー権を没収して、オークションに流す事になっています。

みなさん、その制度を利用して放置して、損切りという形を取っているようです。

3年放置で所有権を剥奪されるって本当なの?

3年間、固定資産税を未納にすれば、没収される。 私も聞いた事がありますが、調べた事はありませんでした。

もしかして単なる噂かもしれません。
気になったので、実際に3年固定資産税が未納であれば、オーナー権を剥奪されるのかインターネットで情報を集めました。

インターネットで情報を探すと、興味深い事に、デトロイト不動産を購入して困っている人達は日本人だけではありませんでした。

アメリカ人の投資家も、日本人投資家と同じような状況に陥っています。
完全に負の資産となっている物件を手放そうと、売りにだしているが、買い手が現れない。

こんな状態の人が大勢いました。

ネットの書き込みで実際に3年間支払わなかった投資家が、情報を公開していたので紹介します。

・2011年7月:未払いの固定資産税の催促が市より届く

・2012年5月:昨年分の未払いの固定資産税を取立代理会社から連絡が入る。 4%の追加徴収税と毎月1%の利子は始まる。

・2012年10月:$15の手数料が追加される。

・2013年5月:州が物件の所有権を没収する。 州は追加で$175と$26の登録料を追加する。 月の利子は1%から1.5%に変更される。

・2014年3月:巡回裁判所より物件は抵当物件となる。 3月31日までに今までの税金を支払えばオーナー権は戻すと連絡がはいる。

・2014年4月:物件は正式に抵当物件になる。 物件所有者は全ての権利を失う。

・2014年10月:物件はオークションにかけられ売却される。

書き込みによると、2011年から固定資産税を支払うのを止めて、2014年に物件はオークションに流れています。

上記の流れによると実際に3年間、固定資産税を支払わなければ、”損切り”できる事になります。

今後もこの損切り方法は有効なの?

デトロイト市が破綻してから、税金を支払う市民が極端に減ったようです。
固定資産税にいたっては、全体で47%のオーナーが支払っていません。

酷い地域によると、77件の住宅がある1ブロックで、1件だけしか固定資産税を支払っていない場所もあります。

市民は警察を呼んでも来ない、市役所に連絡しても繋がらないという理由から、お金があっても税金の支払いを拒否しています。

今後も同じような状況が続くと、デトロイト全体の約半数の物件のオーナー権を没収してオークションにかける事になります。

でも、そのような事が起こるでしょうか?

極端に固定資産税を支払わないオーナーが増えれば、所有権の剥奪ではなく、違う罰則を与え始めるかもしれません。

税金未払いで放置をするなら、売却を試みるべき

固定資産税未納者が極端に多い事から、今後は、上記のように3年間放置しても、自分の手元から離れない可能性もあります。

放置をして損切りをするなら、ダメ元で物件の売却をしたほうが良いでしょう。

恐らく物件の状態はボロボロでしょうから、殆ど値段がつかないでしょう。
でも、もしかしたら$2000、$3000で売却可能かもしれません。

もし売却が出来なかった場合は、放置をして様子を見るしかありません。

現地のリアルターなどの紹介を希望する人は連絡ください。
希望があれば、通訳も代行します。

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