Airbnbにホスト保証、ホスト補償保険を申請しても下りないと思ったほうがいい

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こんにちは、2009年から海外で不動産投資をしている澤(@SawaAzumi)です。

みなさんAirbnbで物件を運用していますか? もしくはこれからAirbnbを使って不動産投資にチャレンジしようと思っていますか?

私は1年ほど前からフィリピンの物件をAirbnbで運用しています。

この1年間、基本的に順調に運用できていますが、先日、部屋のガラスをゲストに割られてしまいました。

現地のAirbnbを代行してくれている友人の話では、いつものように部屋のクリーニングに入った所、部屋のパーテーションの強化ガラスが割れていたようです。

割られたガラスはこんな感じ。
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友人はゲストに連絡したものの「知らない」の一点張りだった為、Airbnbのホスト保証に申請した所、Airbnbから拒否されてしまいました。

理由はAirbnbがゲストに確認した所、ガラスが割れた事実確認が取れなかった為です。

なぜホストの財産を守る為に設けた「ホスト保証」が使えないのでしょうか? 1年間、運用してきてAirbnbの体質が見えてきました。

Airbnbはホストが保証されているから安心?

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Airbnbで所有物件や、自分の部屋の一部を貸し出す場合、一番ネックになってくる問題が「信用」です。

Airbnb側でゲストの認証をしているものの、ゲストの登録時に必要な提出物はパスポートのコピーやFacebookなど個人を特定できるSNSなどです。 オンラインで申請する為、非常に簡単に偽装する事ができます。

その為、Airbnb側は部屋を荒らさせたりした場合に備えて、ホストの為に「ホスト保証、ホスト補償保険」を設けて、万が一の為に損害金をガバーするような仕組みを作っています。

中国人なんかは、海外で宿泊する場合、タッパウェアーを持参してきてホテルのバイキング料理を持って帰ったりします。 人によってはホテルの備品、タオルやバスローブなど、悪質な場合だと備え付けのテレビや加湿器なども持ち帰る人達がいます。

このようなゲストが、自分の部屋を利用して備品を盗んでいく事も考えられます。 Airbnbのホスト保証制度はホストにとってAirbnbを利用する一つの理由にもなっています。

しかし、Airbnbのホスト保証なんて実は殆ど認められません。

ホスト保証、ホスト補償保険とは

ここでホスト保証、ホスト補償保険を一度、おさらいしましょう。

ホスト保証とはAirbnbの「ホスト保証」は、ゲストが物件滞在中にホストの所有物、ユニット、住宅を破損した場合、ホストの被害を補償するものです。保険ではありませんので、家主や借家人の保険の代用には使えません。

最高1億円の補償をAirbnbが提供して、被害にあった場合はオンラインで申請する事ができます。 部屋の物が盗まれたり破壊された時に申請する事が出来ます。

「ホスト補償保険」は保険です。けがや財物破損で第三者にホストが賠償請求された場合、第三者の被害を補償するものです。現在は第一次保険扱いのプログラムですので、ほかの保険をおもちかどうかに関わりなくホストの方ならどなたでもご利用いただけます。

これは損害賠償保険のようなものです。 部屋にある物でゲストにケガを負わせてしまった場合などに賠償金をカバーするものです。

Airbnbはゲストが命、ホストは泣き寝入りさせられる

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Airbnbが大切にしているのはゲストです。 部屋を利用して、お金を支払ってくれるゲストがお客さんです。 部屋を提供してお金を受け取るホストはビジネスパートナーのような存在です。

ゲストとホストを繋ぐフラットフォームを提供しているので、ゲストもホストもAirbnbからすれば大切なお客さんだと思ってはいけません。 大切なのはあくまでもゲストで、ホストではありません。

それだけ、ビジネス的にホストの集客には困っていないという事です。

私の物件で、実際にあった事ですが、直前に宿泊をキャンセルたゲストがいました。 当日であった為、キャンセル料金を請求するとゲストに拒否された為、Airbnb本社に連絡を取った所、「ゲストの為に全額返金しなさい」という通達がありました。

実はこのようなやり取りが数回ありました。 Airbnbのルールなど、ゲスト側のクレームや要望で簡単に変わってしまうのです。

割られた部屋のガラスも同じ流れです。 Airbnbにホスト保証を申請した所、Airbnb側からはゲストに問題はなかったと返信があり、拒否されてしました。

部屋の備品の盗難や損傷はオーナー負担だと思った方いい

ホスト保証があるから安心して部屋に高価なテレビや電気製品を置いても、盗まれた場合、Airbnbは保証してくれません。

なぜなら、ゲストの方が大切だからです。 ホストの貴方が怒って部屋の提供を止めてもAirbnbは困りません。 ゲストがAirbnbを使うことを止める方が不利益なんです。

盗難や損害にあった場合、Airbnbは「証拠」を求めてきます。 しかしどのような証拠を提出しても、Airbnb側は拒否できる権利があります。 拒否されれば、後はその証拠を使いAirbnb相手に訴訟を起こすしかありません。

日本にいる知人で50部屋ほどAirbnbで運用している人がいますが、その人の話では日本のAirbnbも同じようです。 部屋で盗難があっても基本的に全部ホスト保証は拒否されます。 

彼の場合は、日本のAirbnb本社にて出向き、50部屋の運用履歴を武器に話し合うようですが、それでも認められる場合と拒否される場合があるようです。 1部屋2部屋のホストでは、被害に遭った場合は間違いなく認められないと思った方が良いでしょう。

大体、認められる証拠ってどんな証拠ですか? 部屋にカメラを設定して盗撮するくらいしか決定的な証拠映像は取れません。

新しい仕事を思いついた!Airbnb荒らし!

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Airbnbはゲストが命、ホストにはなにもしない。 それなら自分がゲストになって部屋の備品を盗みまくって売りまくったらどうでしょう?

どうせ、テレビや備品を盗んでも、Airbnbから連絡があったら「僕じゃありません!」って言えばそれで終わりだし、ホストだって警察に通報するくらいしか対応できません。

どうですか? 天才的なアイデアですよね?

もちろん、冗談ですが、今のAirbnbの体制ならこのような考え方をするゲストも出てくるかもしれません。 そんなゲストに当たったら今までの利益が吹っ飛びます。

海外で実際にあったAirbnbで部屋が荒らされたケース

ゲストが帰った後に自分の家のキッチンがこんな状態だったら最悪です。
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他の部屋にあった物がリビングに集められています。 こういったいたずらをされるケースも十分にあります。
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ガレージにいたずら書きが至る所にされています。 ホスト保証はもちろんありません。 だってゲストが命ですから。 Airbnbに申請しても、ゲストがやったという証拠はどこですか? と一蹴されて終わりです。
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ホストの悲痛な心の叫びが聞こえてきます。 非常に悪質なケースですね、悪意が見受けられます。
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日本でも少なからず同じような被害があるはずです。 もちろん、このような場合、警察に通報しなければいけませんが、ゲストが外国人で母国に戻っている場合、どうする事もできませんよね。

Airbnbのホストの皆さん、ホスト保証は期待できませんから、気をつけて運用してください。

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